アクアマリン
◆流通名(英名)
アクアマリン(Aquamarine)
別名:藍玉(らんぎょく)、ブルーベリル、天使の石(Stone of the Sea or Stone of the Angels)
◆鉱物名(Mineral Name)
鉱物名:ベリル(Beryl)
化学組成:Be₃Al₂(Si₆O₁₈)
結晶系:六方晶系
硬度:7.5〜8(モース硬度)
色因:微量の鉄イオン(Fe²⁺, Fe³⁺)による淡い青〜青緑色。
◆和名(日本名)
藍玉(らんぎょく)
古代日本では「海の精霊の涙」と呼ばれ、清らかな海を象徴する神聖な宝玉とされた。
◆主な産地
ブラジル(ミナスジェライス州)、ナイジェリア、マダガスカル、モザンビーク、スリランカ、パキスタンなど。
特にブラジル産のサンタマリアアクアマリンは濃いブルーで最高級とされる。
◆伝説・神話・スピリチュアルな言伝え
古代ローマでは「海の精霊ニンフの宝」とされ、航海者の守護石として船に積まれていた。
嵐の海を鎮め、迷った船を導く力があると信じられ、「マーメイドの涙」とも呼ばれた。
中世ヨーロッパでは、愛と優しさを象徴し、新婚の花嫁が永遠の幸せを願って身につけたという。
その透き通る青は“真実の愛と穏やかな心”の象徴である。
◆石言葉(キーワード)
「幸福な結婚」「勇気」「癒し」「誠実」「穏やかな愛」
◆波動効果・エネルギー的意味
アクアマリンは「海のようにすべてを受け入れる愛の波動」を持つ石。
心の緊張を解きほぐし、穏やかなコミュニケーションを促す。
人間関係の摩擦を和らげ、感情の波を鎮め、魂を安定させる。
また、「真実の声」を表現する喉のチャクラを活性化し、自分の気持ちを誠実に伝える勇気を与える。
悲しみを洗い流すヒーリングストーンとして、心を静かな幸福の海へと導く。
◆該当誕生月(Birth Month)
3月(3月の誕生石)
◆該当星座(Zodiac Sign)
双子座・蟹座・魚座
双子座には「誠実な表現力」、蟹座には「家庭愛の守護」、魚座には「共感と癒しのエネルギー」をもたらす。
◆該当チャクラ(Chakra)
第5チャクラ(スロートチャクラ/喉)
自己表現・コミュニケーション・真実の言葉を司る。
アクアマリンを喉元に着けることで、感情を穏やかに言葉に変える力を引き出す。
◆風水としての考え方(開運効果・配置法)
アクアマリンは「水の氣」を司り、家庭運・愛情運・対人運を調和させる石。
・北:人間関係・信頼・恋愛運アップ
・東:健康運・活力の再生
・南西:家庭円満・夫婦の絆を深める配置
特にリビングや寝室に置くと、優しい波動が空間全体を包み、争いを鎮める。
旅行や出張の守護として携帯するのも吉。
◆五行属性(Wood/Fire/Earth/Metal/Water)
Water(水)
感情・直感・愛の流れを司る。滞ったエネルギーを流し、清らかな調和を生む。
◆おすすめの浄化方法
・月光浴(特に満月の夜が最適)
・水晶クラスターまたはセレナイトの上に置く
・セージやパロサントの煙で清める
※水に弱くはないが、長時間の浸水は避ける。
◆お手入れ・保管の注意点
硬度は高いが、衝撃によりクラックが入ることがある。
日光に長時間当てると退色の恐れがあるため、暗所で保管するのが望ましい。
◆数秘術・波動数との関係
波動数「2」
調和・優しさ・愛の協調を象徴する数。
アクアマリンは「他者とのつながりを優しく包む波動」を持ち、思いやりと共感力を高める。
◆キャッチコピー
「心の海に静かな愛の光をともす、癒しのしずく」
◆言霊メッセージ
「恐れを手放して、優しさで語りなさい。あなたの言葉は、誰かの心を救う光になる。」
※本解説は鉱物学・スピリチュアル・風水の各視点をもとにした一般的な内容であり、
記載された効果・効能を保証するものではありません。
天然石はあくまで心の象徴的サポートとしてお楽しみください。