◆流通名（英名）
アラゴナイト（Aragonite）
別名：霰石（あられいし）、「ヒーラーズストーン」「地球の骨格を支える石」とも呼ばれる。
◆鉱物名（Mineral Name）
鉱物名：アラゴナイト（Aragonite）
化学組成：CaCO₃（炭酸カルシウム）
結晶系：斜方晶系
モース硬度：3.5〜4
比重：2.94
同質異像：カルサイト（方解石）と同じ化学式を持つが、結晶構造が異なる。
◆和名
霰石（あられいし）
名前の由来は、雪のように白く結晶が霰（あられ）のように見えることから。古くは「霰玉」として守り石や祈願石として珍重された。
◆主な産地
スペイン（アラゴン地方、名前の由来地）、モロッコ、メキシコ、ナミビア、オーストラリア、中国、アメリカなど。
特にモロッコ産の「ハニーカラーアラゴナイト」は波動が穏やかで人気が高い。
◆伝説・神話・スピリチュアルな言伝え
アラゴナイトは「地球の骨格を作る石」といわれ、古代では大地の女神の贈り物とされた。
大地のエネルギーを吸い上げ、生命の循環を象徴する石として、ヒーラーや巫女が「魂のバランスを取り戻す石」として瞑想に用いたと伝わる。
古代エジプトでは、アラゴナイトの粉を護符や建材に混ぜ、「永遠の安定」を祈ったという記録もある。
◆石言葉（キーワード）
安定・癒し・調和・希望・包容
◆波動効果・エネルギー的意味
アラゴナイトは、大地と共鳴する穏やかな波動を放ち、乱れたオーラを優しく包み込むヒーリングストーン。
精神の緊張をほぐし、感情の起伏を穏やかに整えてくれる。
特に「自己否定」や「孤独感」に苦しむ人に、温かい母性のような波動で寄り添い、自己受容を促す。
また、グラウンディングの力が強く、「地に足をつけて生きる感覚」を取り戻す手助けをする。
他者への思いやりを深め、人間関係の調和を導くことから「人と人を結ぶ石」としても知られる。
◆該当誕生月
11月（補助石として）
◆該当星座
やぎ座・おとめ座・おうし座
これらの地のエレメントの星座と共鳴し、実務力や現実的な安定感を高める。特にやぎ座にとっては「内なる安心感を与える守護石」となる。
◆該当チャクラ（Chakra）
第1チャクラ（ルートチャクラ）・第2チャクラ（セイクラルチャクラ）
体の中心を安定させ、生命エネルギーの流れをスムーズにする。
足元から地にエネルギーを流すイメージで持つと効果的。
◆風水としての考え方（開運効果・配置法）
アラゴナイトは「安定運」「人間関係運」「家庭運」を象徴する石。
・西：家庭内の絆を深め、家族円満を導く。
・北東：不安定な状況を安定に導き、生活基盤を強化する。
・南西：人との信頼関係を築き、心のつながりを強める方位。
職場では、デスクの左前に置くと「人間関係をスムーズにする気」を呼び込むとされる。
◆五行属性（Wood/Fire/Earth/Metal/Water）
Earth（土）
地のエネルギーを象徴し、現実的な安定と心のグラウンディングを司る。
感情が不安定なときに身につけると、五行バランスの「土」を補い、心身の中心を取り戻す助けとなる。
◆おすすめの浄化方法
・月光浴：柔らかな月の光で心地よくリセット。
・セージ・パロサント：香煙で優しく清める。
・水晶クラスターの上に置く：波動を安定させる。
※水には弱いため流水での浄化は避けること。
◆お手入れ・保管の注意点
硬度が低く、酸や水に溶けやすい。湿気を避け、柔らかい布で軽く拭く。
太陽光に長時間当てると変色の恐れがあるため、日陰で保管する。
◆数秘術・波動数との関係
波動数「6」：愛・調和・家庭・安定
人間関係の調和や家族の絆を象徴する数と共鳴し、思いやりと共感力を育む。
◆キャッチコピー
「大地に還る心を包む、癒しの母なる石」
◆言霊メッセージ
「焦らず、比べず、ただあなたのペースで進めばいい。地球はいつでもあなたを支えている。」
※本解説は鉱物学・スピリチュアル・風水の各視点をもとにした一般的な内容であり、
記載された効果・効能を保証するものではありません。
天然石はあくまで心の象徴的サポートとしてお楽しみください。
